Lステップのデメリットとは？導入前に知っておくべき7つの注意点と対策方法

Lステップの導入を検討しているものの、本当に自社に適したツールなのか不安を感じていませんか？

マーケティングの効率化や売上向上に効果的と言われる一方で、導入後に「思っていたのと違う」と感じるケースも少なくありません。

Lステップには確かに多くのメリットがありますが、同時に無視できないデメリットも存在します。

この記事では、Lステップの主なデメリットを7つに分けて詳しく解説します。

さらに、それぞれのデメリットに対する具体的な対策方法や、Lステップが向いている企業と向いていない企業の特徴もご紹介します。

導入を検討している方にとって、費用面や運用面での不安を解消し、より適切な判断材料となる情報を提供いたします。

Lステップのデメリットを導入前に確認すべき理由

Lステップは、LINE公式アカウントの機能を拡張し、マーケティング活動を自動化するツールとして多くの企業に導入されています。

しかし、ツールの特性や運用に必要な体制を理解せずに導入すると、期待した効果が得られない可能性があります。

デメリットを事前に把握することには、いくつかの重要な意義があります。

まず、自社に本当に必要なツールなのかを冷静に判断できるようになります。

高機能なツールであっても、自社のビジネスモデルや運用体制に合わなければ、投資が無駄になってしまいます。

次に、デメリットへの対策を講じた上で導入することで、失敗のリスクを大幅に減らすことができます。

事前に課題を認識していれば、それに応じた準備や体制構築が可能になるのです。

さらに、デメリットを理解することで、現実的な期待値を設定できます。

「導入すればすぐに売上が上がる」といった過度な期待を持つのではなく、適切な時間軸と目標設定で運用に取り組めるようになります。

また、代替手段との比較検討も可能になります。

Lステップ以外にも様々なマーケティングツールが存在するため、デメリットを知ることで他のツールとの比較がしやすくなり、最適な選択ができます。

このセクションでは、デメリットを知らずに導入した場合に発生しうるリスクと、自社に適したツールかどうかを判断するための具体的な基準について解説します。

デメリットを知らずに導入した場合のリスク

Lステップのデメリットを把握せずに導入すると、いくつかの深刻な問題が発生する可能性があります。

最も多く見られるのが、想定以上のコスト負担です。

Lステップ自体の月額料金に加えて、LINE公式アカウントの利用料金も別途必要になります。

さらに、運用を外部に委託する場合は構築代行費用やコンサルティング費用も発生します。

これらの費用を事前に把握していないと、予算オーバーとなり継続的な運用が困難になる恐れがあります。

次に、使いこなせないという問題があります。

Lステップには豊富な機能が搭載されていますが、それらを活用するには一定の学習時間と専門知識が必要です。

社内にマーケティングやツール運用の知識を持つ人材がいない場合、高額な費用を支払っても十分に活用できず、費用対効果が見合わない状況に陥る可能性があります。

また、友だち数が少ない段階で導入すると、配信対象が限られるため自動化のメリットを享受しにくくなります。

少数の友だちに対しては手動での対応も可能であり、わざわざ有料ツールを導入する必要性が薄れてしまいます。

自社に適したツールかを判断するための基準

Lステップが自社に適しているかどうかを判断するには、いくつかの基準を考慮する必要があります。

まず、現在のLINE公式アカウントの友だち数と今後の増加見込みを確認しましょう。

一般的な目安として、友だち数が数百人以上いる、または短期間で増やす計画がある場合は、Lステップの導入メリットが大きくなる傾向があります。

一方、友だち数が100人未満で増加も見込めない場合は、導入効果が限定的になる可能性があります。

次に、マーケティング活動にかける予算と人的リソースを評価します。

Lステップは無料のフリープランから利用可能ですが、本格的な運用には月額5,000円からの有料プランが必要になることが多く、さらにLINE公式アカウントの料金も加算されます。

また、設定や運用を担当する人員の確保も必要です。

これらのリソースを継続的に投入できるかどうかが重要な判断基準となります。

加えて、自社のビジネスモデルがLステップと相性が良いかも確認すべきです。

顧客との継続的なコミュニケーションが売上に直結するビジネス、例えば教育サービス、美容サロン、不動産、ECサイトなどは相性が良い傾向にあります。

一方、単発の取引が中心で顧客との長期的な関係構築が必要ないビジネスモデルの場合は、導入効果が限定的になる可能性があります。

自社に適したツールか判断する5つの目安

判断基準	導入を推奨	要検討
友だち数	300人以上または増加見込みあり	100人未満で増加見込みなし
予算	月額1〜3万円を継続的に確保可能	月額数千円も厳しい
人的リソース	担当者を週数時間確保可能	担当者の確保が困難
ビジネスモデル	継続的な顧客関係が重要	単発取引が中心
マーケティング知識	基礎知識を持つ人材がいる	知識を持つ人材がいない

Lステップの主な7つのデメリット

Lステップには多くの機能と可能性がある一方で、導入や運用において注意すべきデメリットも存在します。

これらのデメリットを理解せずに導入すると、期待した成果が得られないばかりか、コストだけが膨らんでしまう危険性があります。

ここでは、特に重要な7つのデメリットについて詳しく解説します。

まず、月額費用が継続的に発生するコスト面の負担があります。

次に、Lステップとは別にLINE公式アカウントの料金も必要になる点です。

さらに、豊富な機能を使いこなすまでに時間がかかること、初期設定に専門知識が求められること、友だち数が少ないと費用対効果が見合わないこと、LINEプラットフォームに依存するリスク、そして運用体制を整えないと効果が出にくいという課題もあります。

これらのデメリットは、事前に認識しておくことで適切な対策を講じることができます。

また、自社の状況と照らし合わせて、Lステップが本当に必要なツールなのかを冷静に判断する材料にもなります。

各デメリットの詳細と、それが自社にどのような影響を与えるかをしっかりと理解しておきましょう。

月額費用が発生し続けるコスト面の負担

Lステップは初期費用こそ無料ですが、本格的な運用を行う場合は毎月継続的に費用が発生する点がデメリットです。

2025年6月からフリープラン(無料・月200通まで)が追加されましたが、本格的な運用を行う場合や配信数が多い場合は、有料プランが必要になるケースがあります。

有料プランは、スタートプランが月額5,000円(税込)、スタンダードプランが月額21,780円(税込)、プロプランが32,780円(税込)となっています。

これらの費用は、ツールを使用している限り毎月発生し続けます。

マーケティングオートメーションツールの特性上、導入初期には効果が出にくく、費用対効果を実感するまでに数ヶ月かかることも珍しくありません。

そのため、短期的には投資回収が難しく、継続的なコスト負担が経営を圧迫する可能性があります。

特に、小規模事業者や個人事業主にとっては、この月額費用が決して小さくない負担となります。

売上が安定していない段階で固定費が増えることは、キャッシュフローに影響を与える要因となるため注意が必要です。

Lステップの料金プラン一覧

プラン名	月額料金(税込)	配信可能数	主な機能制限
フリープラン	0円	200通/月	一部機能制限あり
スタートプラン	5,000円	5,000通/月	基本機能のみ
スタンダードプラン	21,780円	30,000通/月	リッチメニュー等利用可
プロプラン	32,780円	50,000通/月	通常機能は全て利用可

LINE公式アカウントの料金も別途必要になる

Lステップを利用するためには、LINE公式アカウントの開設が必須条件となります。

そして、LINE公式アカウント自体にも別途料金が発生する点を見落としてはいけません。

LINE公式アカウントには、フリープラン(無料・月200通)、ライトプラン(月額5,500円・月5,000通)、スタンダードプラン(月額16,500円・月30,000通)の3つのプランがあります。

フリープランでは月200通までしか配信できないため、配信数が多い場合はライトプラン以上の契約が必要になります。

つまり、Lステップのスタートプラン(月額5,000円)を利用する場合でも、LINE公式アカウントのライトプラン(月額5,500円)と合わせて最低でも月額10,500円(税込)のコストが発生します。

Lステップの料金だけを見て導入を決めると、予想外のコスト負担に直面することになります。

さらに、配信数が増えてスタンダードプランに移行すると、Lステップとの合計で月額3万円以上のコストになる可能性もあります。

配信数が30,000通を超える場合は従量課金も発生するため、事前に綿密な費用シミュレーションが欠かせません。

Lステップ＋LINE公式アカウントの月額費用例

組み合わせパターン	Lステップ料金	LINE公式料金	合計月額費用
最小コストパターン	フリープラン(0円)	フリープラン(0円)	0円
小規模運用パターン	スタートプラン(5,000円)	ライトプラン(5,500円)	10,500円
中規模運用パターン	スタンダードプラン(21,780円)	スタンダードプラン(16,500円)	38,280円
大規模運用パターン	プロプラン(32,780円)	スタンダードプラン(16,500円)	49,280円

機能が豊富で使いこなすまでに時間がかかる

Lステップの大きな特徴は、その多機能性にあります。

しかし、この豊富な機能が逆にデメリットとなる場合があります。

Lステップには、シナリオ配信、セグメント配信、タグ管理、スコアリング、リッチメニュー作成、回答フォーム、予約管理など、数多くの機能が搭載されています。

これらの機能を理解し、自社のマーケティング戦略に合わせて適切に設定するには、相当な学習時間と労力が必要です。

特に、マーケティングツールの使用経験が少ない方や、ITリテラシーがあまり高くない方にとっては、操作方法を習得するだけでも大きな負担となります。

公式マニュアルや動画講座が用意されていますが、それらを学習し実践に移すまでには、数週間から数ヶ月の時間がかかることも珍しくありません。

また、Lステップの効果を最大化するには、単に機能を使えるだけでなく、顧客の購買心理や行動パターンを理解した上で、適切なシナリオ設計やセグメント分けを行う必要があります。

このようなマーケティング知識も求められるため、使いこなすまでのハードルは決して低くありません。

初期設定や構築に専門知識が求められる場合がある

Lステップを効果的に運用するためには、初期設定や構築段階で専門的な知識が必要になるケースがあります。

まず、顧客の行動に応じた適切なシナリオを設計するには、マーケティングの知識が不可欠です。

どのタイミングでどのようなメッセージを送るべきか、どのような条件でタグを付与すべきか、これらを論理的に設計する能力が求められます。

経験のない方がゼロから構築しようとすると、非効率なシナリオになってしまったり、顧客体験を損ねるような設定になってしまったりする恐れがあります。

また、リッチメニューの作成には、デザインスキルや画像編集の知識も役立ちます。

魅力的で使いやすいリッチメニューを作成するには、ユーザーインターフェースの設計理念やデザインの基本を理解している方が有利です。

さらに、Lステップの高度な機能を活用する場合、LINE公式アカウントのMessaging APIの仕組みを理解する必要がある場面もあります。

外部ツールとの連携やカスタマイズを行う際には、技術的な知識が求められることもあります。

こうした専門知識が社内にない場合、外部の構築代行業者やコンサルタントに依頼する必要が生じ、追加のコストが発生します。

構築代行の費用は数十万円から数百万円に及ぶこともあり、初期投資が大きくなる点もデメリットと言えます。

Lステップ構築に必要な専門知識と対処法

必要な知識	重要度	社内にない場合の対処法
マーケティング基礎	高	オンライン講座受講、書籍学習
シナリオ設計	高	スポットコンサル活用
デザインスキル	中	外部デザイナー依頼、テンプレート活用
データ分析	中	公式マニュアル学習、勉強会参加
API知識	低	基本機能のみで運用

友だち数が少ないと費用対効果が見合わない可能性

Lステップの効果は、LINE公式アカウントの友だち数に大きく依存します。

友だち数が少ない段階では、十分な費用対効果を得られない可能性があります。

例えば、友だち数が50人程度の場合、月額5,000円以上のコストをかけて自動化を行うメリットは限定的です。

この規模であれば、手動でメッセージを送ったり、個別に対応したりすることも十分可能だからです。

むしろ、一人ひとりに対してパーソナライズされた手動の対応の方が、顧客満足度を高められる可能性もあります。

マーケティングオートメーションの本来の目的は、大量の見込み顧客に対して効率的にアプローチすることにあります。

したがって、ある程度の規模(一般的には数百人以上)の友だちがいて初めて、自動化のメリットを享受できると考えられます。

友だち数が少ない段階でLステップを導入すると、高い月額費用を支払っているにもかかわらず、配信対象が限られるため投資対効果が悪化する可能性があります。

また、友だちを増やすための施策はLステップの機能には含まれていないため、別途集客施策を実施する必要があります。

友だち数を増やす見込みが立たない場合や、集客施策に投資する余裕がない場合は、Lステップの導入を見送るか、無料プランで運用しながら友だち数の増加を待つことも選択肢の一つです。

友だち数別の費用対効果イメージ

友だち数(目安)	手動対応の負担	Lステップ導入の推奨度	理由
〜100人	低い	△ 要検討	手動対応でも十分対応可能
100〜300人	やや高い	○ 検討の価値あり	自動化のメリットが出始める
300〜1,000人	高い	◎ 検討を推奨	自動化の効果が見えやすい
1,000人〜	非常に高い	◎ 導入メリット大	手動対応は現実的でない

LINEプラットフォームに依存するリスク

Lステップは、LINEというプラットフォーム上で動作するツールです。

そのため、LINEの仕様変更や規約改定、サービス停止などの影響を直接受けるリスクがあります。

LINEは定期的にAPIの仕様変更や新機能の追加、既存機能の廃止などを行います。

こうした変更によって、Lステップで設定していた機能が使えなくなったり、修正が必要になったりする可能性があります。

実際、LINE公式アカウントは2023年6月に大規模な料金プラン改定を実施しており、それに伴ってLステップの運用コストも変動しています。

また、LINE自体のユーザー離れや、競合サービスの台頭によってLINEの利用率が低下する可能性もゼロではありません。

現在は日本国内で非常に高い普及率を誇るLINEですが、将来的にその地位が揺らぐ可能性も考慮すべきです。

さらに、企業がLINEをビジネス利用する際には、セキュリティやプライバシーに関する懸念も指摘されています。

LINEはプライベート向けのコミュニケーションツールとして開発されており、企業の機密情報や顧客情報を扱うには慎重な運用が求められます。

LINEプラットフォームに依存することで、自社のマーケティング戦略がLINEの動向に左右されるというリスクを抱えることになります。

複数のマーケティングチャネルを持たず、LINEに過度に依存している場合、このリスクはさらに高まります。

運用体制を整えないと効果が出にくい

Lステップは導入しただけで自動的に成果が出るツールではありません。

継続的な運用と改善を行う体制が整っていないと、期待した効果を得ることは困難です。

まず、Lステップの運用には定期的なメンテナンスが必要です。

シナリオ配信の内容を見直したり、セグメントの条件を調整したり、効果測定を行って改善点を見つけたりといった作業を継続的に行わなければなりません。

これらの作業を担当する人員を確保し、十分な時間を割り当てる必要があります。

また、Lステップを効果的に運用するには、データ分析のスキルも求められます。

どのメッセージの開封率が高かったか、どのリンクのクリック率が良かったか、どのセグメントのコンバージョン率が高いかなど、様々なデータを分析し、PDCAサイクルを回していく必要があります。

さらに、顧客からの問い合わせや個別対応が必要なケースも発生します。

完全に自動化できるわけではないため、個別トーク機能を使った丁寧な対応も重要です。

この対応品質が低いと、せっかく構築したシナリオの効果が薄れてしまいます。

運用体制が不十分な状態でLステップを導入すると、初期設定のまま放置されてしまったり、顧客の反応に応じた最適化が行われなかったりして、投資に見合った成果を得られない可能性が高くなります。

Lステップ運用に必要な体制とタスク

運用タスク	頻度	必要なスキル
配信内容の作成・見直し	週1〜2回	ライティング、マーケティング
データ分析・効果測定	週1回	データ分析
シナリオ・セグメント調整	月1〜2回	マーケティング、ツール操作
個別問い合わせ対応	随時	コミュニケーション
新機能の学習・導入	月1回	学習意欲、ツール操作

Lステップのデメリットへの具体的な対策方法

Lステップには様々なデメリットがありますが、適切な対策を講じることでこれらの影響を最小限に抑えることができます。

デメリットを理解した上で、事前に準備をしておくことが成功への鍵となります。

ここでは、前章で解説した7つのデメリットに対する実践的な対策方法をご紹介します。

コスト面の負担を軽減する運用の工夫、学習コストを下げるための効果的なリソース活用法、初期構築をスムーズに進めるための段階的アプローチ、そして友だち数が少ない段階でも成果を出すための具体的な方法について詳しく解説します。

これらの対策は、実際にLステップを運用している企業の事例やベストプラクティスに基づいています。

全ての対策を一度に実施する必要はありませんが、自社の状況に合わせて優先順位をつけて取り組むことで、デメリットの影響を大きく軽減できます。

また、これらの対策を導入計画に組み込むことで、よりスムーズな立ち上げと安定した運用が可能になるでしょう。

コスト面のデメリットを軽減する運用方法

LステップとLINE公式アカウントの月額費用は避けられませんが、運用方法を工夫することでコストパフォーマンスを向上させることができます。

まず、配信数を最適化することが重要です。

全ての友だちに毎回メッセージを送るのではなく、セグメント配信を活用して本当に必要な人にだけ配信するようにしましょう。

例えば、既に商品を購入済みの顧客には購入促進のメッセージを送らない、特定の商品に興味を示した人にのみ関連情報を送るといった工夫で、無駄な配信を減らすことができます。

次に、LINE公式アカウントの料金プランを柔軟に変更することも効果的です。

LINE公式アカウントは月単位でプラン変更が可能なため、配信数が多い月はスタンダードプラン、少ない月はライトプランに変更するなど、状況に応じた調整ができます。

また、メッセージ配信数にカウントされない機能を積極的に活用しましょう。

LINEチャット(個別トーク)、応答メッセージ、あいさつメッセージなどは配信数にカウントされないため、これらを効果的に組み合わせることで配信コストを抑えられます。

さらに、リッチメニューを充実させることで、プッシュ型のメッセージ配信を減らすことも可能です。

リッチメニューから応答メッセージ(Reply API)を呼び出す設定にすれば配信数にカウントされないため、よくある質問や情報提供をリッチメニュー経由で行う仕組みを構築すると良いでしょう。

ただし、実装方法によってはカウントされる場合もあるため、設定時は注意が必要です。

最初は最も安価なスタートプランからスタートし、効果が確認できてから上位プランにアップグレードする段階的なアプローチも、リスクを抑える有効な方法です。

学習コストを下げるための活用リソース

Lステップには豊富な学習リソースが用意されており、これらを活用することで学習コストを大幅に削減できます。

Lステップ公式サイトには、機能ごとに詳しく解説されたマニュアルが公開されています。

初めて利用する方向けの基礎講座から、高度な活用方法まで、段階的に学べる構成になっています。

まずはこの公式マニュアルを一通り読むことから始めましょう。

また、Lステップ公式の無料動画講座も提供されています。

動画形式での解説は、文章だけではわかりにくい操作手順や設定方法を視覚的に理解するのに役立ちます。

スキマ時間を活用して視聴することで、効率的に学習を進められます。

Lステップでは定期的に活用セミナーやマーケティング勉強会も開催されています。

これらのイベントに参加することで、最新の活用事例や運用ノウハウを学ぶことができます。

また、他の利用者との情報交換の機会にもなります。

わからないことがあれば、Lステップのチャットサポートを活用しましょう。

迅速に回答が得られるため、学習の途中でつまずいても早期に解決できます。

さらに、スポットコンサルサービスも用意されており、Lステップ認定サポーターから直接アドバイスを受けることができます。

有料プラン契約中の方は毎月1回無料、フリープランの方も初回は無料です。

2回目以降は11,000円(税込)で利用可能です。

自社の具体的な課題について専門家に相談できるため、効率的に運用レベルを向上させられます。

Lステップ学習に活用できる公式リソース

リソース種類	費用	特徴	おすすめの活用場面
公式マニュアル	無料	機能別の詳細解説	基本操作の習得
無料動画講座	無料	視覚的な操作解説	実践的なスキル習得
活用セミナー	無料	最新事例の共有	応用方法の学習
チャットサポート	無料	即時の疑問解決	困った時の即座の対応
スポットコンサル	1回目無料 2回目〜11,000円	専門家の個別指導	自社特有の課題解決

初期構築をスムーズに進めるためのステップ

Lステップの初期構築を効率的に進めるためには、段階的なアプローチが有効です。

最初から完璧なシナリオを作ろうとせず、まずはシンプルな構成からスタートしましょう。

例えば、友だち追加時の自動応答メッセージと、基本的なステップ配信だけを設定し、動作を確認します。

この最小限の設定で運用を開始し、反応を見ながら徐々に機能を追加していく方が、混乱を避けられます。

次に、自社の目的を明確にすることが重要です。

「商品の購入率を上げたい」「予約数を増やしたい」「リピート率を向上させたい」など、具体的なゴールを設定し、そのゴールを達成するために必要最小限の機能から実装していきましょう。

テンプレートやサンプルシナリオを活用することも効果的です。

Lステップには業種別のテンプレートが用意されている場合があり、これらをベースにカスタマイズすることで、ゼロから構築するよりも短時間で立ち上げられます。

また、構築に自信がない場合は、初期だけでも外部の専門家に依頼する方法もあります。

基本的な設計と構築を専門家に任せ、その後の運用は社内で行うという役割分担により、スムーズに立ち上げることができます。

重要なのは、完璧を目指さずに小さく始めて改善していくという姿勢です。

実際に運用してみないとわからないこともたくさんあるため、まずは最小限の機能で運用を開始し、データを見ながら改善を重ねていくアプローチが成功への近道です。

初期構築の推奨ステップ(4週間プラン)

週	実施内容	目標
1週目	・LINE公式アカウント開設 ・Lステップ契約(無料トライアル) ・基本設定(プロフィール、あいさつメッセージ)	アカウント準備完了
2週目	・シンプルなシナリオ設計 ・友だち追加時の自動応答設定 ・基本的なリッチメニュー作成	最小機能での運用開始
3週目	・テスト配信実施 ・データ確認と初期調整 ・セグメントタグの設定開始	基本シナリオの動作確認
4週目	・追加機能の検討と実装 ・効果測定の仕組み構築 ・運用マニュアル作成	本格運用への移行準備

少ない友だち数でも成果を出すための工夫

友だち数が少ない段階でも、工夫次第でLステップの効果を引き出すことは可能です。

まず、質の高い友だちを獲得することに注力しましょう。

単に友だち数を増やすのではなく、自社の商品やサービスに本当に興味がある人を集めることが重要です。

例えば、友だち追加時に簡単なアンケートを実施し、興味関心や購買意欲を把握することで、少数でも質の高いリストを構築できます。

次に、一人ひとりとの関係性を深めるコミュニケーションを心がけましょう。

友だち数が少ないうちは、個別トーク機能を活用して丁寧な対応を行うことができます。

自動化と手動対応を適切に組み合わせることで、顧客満足度を高め、最終的なコンバージョン率を向上させることができます。

また、高単価商品やリピート性の高い商品を扱っている場合は、少ない友だち数でも十分な売上を生み出せる可能性があります。

一人あたりの顧客生涯価値(LTV)が高いビジネスモデルであれば、少数の顧客からでも投資回収が可能です。

さらに、友だち数を増やすための施策を並行して実施することも重要です。

店舗であれば来店時の友だち追加促進、ウェブサイトであればポップアップやバナーでの訴求、SNSでのキャンペーン実施など、複数のチャネルから友だちを獲得する仕組みを作りましょう。

友だち数が少ない間は、フリープランや最も安価なスタートプランで運用を開始し、友だちが一定数に達してから上位プランに移行するという段階的なアプローチも現実的です。

友だち数別の戦略シミュレーション

友だち数の目安	プラン選定の目安	重点施策	目標
〜100人	フリープラン	質重視の獲得、個別対応強化	コンバージョン率向上
100〜300人	スタートプラン	基本シナリオ構築、集客強化	友だち数300人達成
300人〜	スタンダード以上	本格的な自動化、データ分析	ROI最大化

Lステップが向いている企業と向いていない企業の特徴

Lステップはすべての企業に適したツールというわけではありません。

ビジネスモデルや運用体制、顧客との関係性によって、効果の出やすさは大きく異なります。

自社がLステップに向いているかどうかを正しく判断することは、投資の成否を分ける重要なポイントです。

このセクションでは、Lステップの導入が特に効果を発揮する企業の条件と、逆に他のツールや手段を検討した方が良い企業の特徴について詳しく解説します。

向いている企業の条件としては、顧客との継続的なコミュニケーションの重要性、既存の友だち数や増加見込み、データ分析への意欲、パーソナライズされたマーケティングの必要性などが挙げられます。

一方、向いていない企業の特徴としては、コスト面での制約、友だち数の少なさ、運用人材の不足、データ活用への関心の低さ、ビジネスモデルの特性などがあります。

これらの判断基準を理解することで、導入前に冷静な判断ができるようになります。

自社がどちらのタイプに当てはまるかを確認し、Lステップ以外の選択肢も含めて最適な判断をすることが、マーケティング投資の成功につながります。

Lステップの導入が効果的な企業の条件

Lステップの導入が特に効果を発揮するのは、以下のような特徴を持つ企業です。

まず、顧客との継続的なコミュニケーションが重要なビジネスを展開している企業です。

教育サービス、美容サロン、フィットネスジム、歯科医院などのように、定期的な来店や継続的なサービス利用を促す必要がある業種では、ステップ配信やセグメント配信が効果を発揮する可能性があります。

顧客の利用状況や興味関心に応じた最適なタイミングでのアプローチが可能になるためです。

次に、既にLINE公式アカウントである程度の友だち数を獲得している企業です。

一般的に、数百人以上の友だちがいる、または短期間で増やせる見込みがある場合は、自動化のメリットを十分に享受できます。

友だち数が多いほど、手動での対応が困難になり、Lステップによる効率化の価値が高まります。

また、データ分析に基づいてマーケティング活動を改善したいと考えている企業にも適しています。

Lステップのプロプランでは、流入経路分析、クロス分析、ファネル分析などの高度な分析機能が利用できます。

これらのデータを活用して顧客の行動パターンを把握し、施策の効果を定量的に測定したい企業には大きな価値があります。

さらに、顧客情報を詳細に管理し、パーソナライズされたマーケティングを実施したい企業にも向いています。

タグ管理やスコアリング機能を活用することで、顧客一人ひとりの属性や行動履歴に基づいた細やかなアプローチが実現できます。

加えて、予約管理や問い合わせ対応などの業務を効率化したい企業にも効果的です。

Lステップの予約機能や回答フォーム機能を活用することで、これまで電話やメールで個別対応していた業務を自動化でき、人件費の削減につながります。

Lステップが特に向いている業種例

業種	向いている理由	主な活用例
教育サービス	継続的な学習サポートが必要	ステップ配信での学習促進、進捗管理
美容サロン	定期的な来店促進が重要	予約リマインド、メニュー提案
不動産	長期的な顧客育成が必須	物件情報配信、内見予約管理
ECサイト	リピート購入促進が鍵	カート放棄対策、パーソナライズ提案
フィットネス	継続利用の促進が課題	モチベーション維持、プログラム案内
飲食店	常連客育成が重要	来店促進クーポン、新メニュー告知

他のツールを検討した方が良いケース

一方で、以下のような状況にある企業は、Lステップ以外の選択肢を検討した方が良い場合があります。

まず、運用コストを最小限に抑えたい企業です。

毎月数千円から数万円の固定費が負担になる場合、無料で利用できる他のツールや、LINE公式アカウント単体での運用を検討する方が現実的です。

特に、まだビジネスが軌道に乗っていない段階や、売上規模が小さい段階では、固定費の増加は大きなリスクとなります。

次に、友だち数が非常に少なく、今後も大幅な増加が見込めない企業です。

友だち数が数十人程度で、かつ増やすための施策も実施できない状況であれば、高額なツールを導入するメリットは限定的です。

むしろ、手動での丁寧な対応の方が顧客満足度を高められる可能性があります。

また、マーケティングやツール運用を担当できる人材が社内にいない企業も注意が必要です。

Lステップは導入後の継続的な運用と改善が不可欠なため、それを担当する人員を確保できない場合、効果を引き出すことが困難です。

外部委託という選択肢もありますが、さらにコストが増加します。

データ分析やマーケティング施策の最適化に関心がない企業にも向いていません。

Lステップの真価は、データに基づいた改善サイクルを回すことで発揮されます。

単にメッセージを一斉送信したいだけであれば、LINE公式アカウント単体やより簡易的なツールで十分です。

さらに、単発の取引が中心で顧客との長期的な関係構築が必要ないビジネスモデルの場合も、Lステップの効果は限定的になるかもしれません。

例えば、一度きりの高額商品販売や、リピート性の低い商品を扱っている場合、継続的なコミュニケーションの価値が低いため、投資対効果が見合わない可能性があります。

LINEユーザー以外の顧客層がメインターゲットの場合も要注意です。

ビジネスの顧客層が高齢者中心で、LINEの利用率が低い場合や、海外顧客が多い場合などは、LINEベースのマーケティングツールでは十分なリーチが得られません。

Lステップの代替案検討マトリクス

状況	推奨される代替案	理由
コスト最小化重視	LINE公式アカウント単体	無料〜低コストで基本機能利用可
友だち数が極少	手動運用	自動化の必要性が低い
運用人材不足	簡易ツール or 外注	学習コストが低い選択肢
データ活用不要	メール配信ツール	シンプルな一斉送信に特化
BtoB中心	MAツール(メール系)	ビジネス用途に最適化
海外顧客メイン	グローバルSNS活用	地域制限のないプラットフォーム

デメリットを踏まえた上でのLステップ導入判断のポイント

これまで解説してきたデメリットと対策を踏まえた上で、実際にLステップを導入すべきかどうかを判断するためのポイントをまとめます。

導入判断は、単に機能の良し悪しだけでなく、自社の現状、予算、運用体制、ビジネスゴールなど、多角的な視点から行う必要があります。

ここでは、導入前に必ず確認すべきチェックリストと、無料トライアルや相談サービスを活用した効果的な検証方法をご紹介します。

チェックリストでは、ビジネス状況、予算とリソース、運用体制、目的とゴールという4つの観点から、具体的な確認項目を提示します。

これらの項目を一つひとつ確認することで、Lステップが本当に自社に必要なツールなのかを客観的に判断できます。

また、無料トライアル期間を最大限に活用するための具体的な検証ポイントや、無料個別相談で確認すべき事項についても解説します。

慎重に検討し、自社にとって最適な選択をするための指針として、ぜひ参考にしてください。

導入を急ぐ必要はありません。

準備が整ってから導入する方が、成功確率は高まります。

導入前に確認すべきチェックリスト

Lステップの導入を決定する前に、以下のチェックリストを確認しましょう。

これらの項目のうち、大半に「はい」と答えられる場合は、Lステップの導入を前向きに検討する価値があります。

一方、多くの項目に「いいえ」となる場合は、導入時期を見直すか、他の選択肢を検討した方が良いかもしれません。

導入準備度チェック表

カテゴリ	チェック項目	はい	いいえ	不明
ビジネス	友だち数300人以上または増加見込みあり	□	□	□
	継続的な顧客関係が重要なビジネス	□	□	□
	リピート促進が売上に直結	□	□	□
予算	月額1〜3万円の継続投資が可能	□	□	□
	初期投資(必要な場合)の準備ができる	□	□	□
運用体制	担当者を週数時間確保できる	□	□	□
	基礎的なマーケティング知識がある	□	□	□
	データ分析と改善に取り組める	□	□	□
目的	導入目的が明確	□	□	□
	数値目標を設定している	□	□	□

無料トライアルや相談を活用した検証方法

Lステップには、導入前にツールを試せる機会や相談できる窓口が用意されています。

これらを積極的に活用することで、導入判断の精度を高めることができます。

まず、Lステップの有料プラン(スタートプラン、スタンダードプラン、プロプラン)には、30日間の無料お試し期間が設定されています。

この期間中は、契約したプランの全機能を無料で利用できるため、実際の操作性や自社のビジネスへの適合性を確認できます。

ただし、無料期間を過ぎると自動的に課金が開始されるため、継続しない場合は期間内に解約手続きを行う必要があります。

また、Lステップでは導入前の無料個別相談も実施しています。

自社の状況や課題を説明し、Lステップが本当に適しているかどうか、どのような活用方法が考えられるかなどを専門家に相談できます。

この相談を通じて、導入後のイメージを具体化できます。

無料トライアル期間中に確認すべき主なポイントは以下の通りです。

無料トライアル期間を最大限活用するために、事前に試したい機能や確認したいポイントをリストアップしておくことをお勧めします。

また、実際の友だちに対してテスト配信を行い、顧客側からの見え方や使い勝手も確認しましょう。

これらの検証を通じて、Lステップが自社に本当に必要なツールかどうか、継続的に運用できるかどうかを判断できます。

少しでも不安がある場合は、無理に導入を急がず、準備が整ってから再度検討する姿勢も大切です。

無料トライアル活用ガイド(30日間)

期間	実施内容	確認ポイント
1〜7日目	・基本設定の実施 ・管理画面の操作習得 ・マニュアル・動画講座の確認	操作の難易度、学習リソースの充実度
8〜14日目	・テストシナリオの作成 ・リッチメニューの設定 ・セグメント機能の試用	必要機能の有無、設定の容易さ
15〜21日目	・実際の友だちへテスト配信 ・データ収集と分析 ・サポートへの問い合わせ	実用性、サポート品質
22〜28日目	・効果検証 ・費用対効果の試算 ・継続判断の検討	ROI見込み、運用負担
29〜30日目	・継続or解約の決定 ・必要に応じて解約手続き	最終判断

よくある質問(FAQ)

Lステップは無料で使えますか？

2025年6月からフリープラン(無料)が提供されるようになり、初期費用・月額費用ともに無料で利用できるようになりました。

ただし、フリープランでは月間200通までの配信制限があり、一部の高度な機能は利用できません。

本格的な運用には、月額5,000円からの有料プランが必要になる場合が多いです。

また、Lステップとは別にLINE公式アカウントの料金も発生する点に注意が必要です。

Lステップの初期費用はいくらですか？

Lステップの初期費用は無料です。

全てのプラン(フリープラン、スタートプラン、スタンダードプラン、プロプラン)において、契約時の初期費用は発生しません。

ただし、外部の構築代行業者やコンサルタントに初期設定を依頼する場合は、別途数十万円から数百万円の費用が発生する可能性があります。

友だち数が少なくてもLステップを導入すべきですか？

友だち数が100人未満の段階では、Lステップの導入は慎重に検討すべきです。

友だち数が少ない場合、手動での対応も十分可能であり、高額なツールを導入する費用対効果が見合わない可能性があります。

まずはフリープランで試してみるか、友だち数を数百人程度まで増やしてから有料プランを検討する方が賢明でしょう。

ただし、高単価商品を扱っている場合や、一人あたりの顧客生涯価値が高いビジネスであれば、少数の友だちでも導入価値がある場合もあります。

Lステップの運用にはどれくらいの時間が必要ですか?

初期設定には数日から数週間程度の時間が必要です。

その後の日常的な運用では、週に数時間程度の時間を確保することが望ましいでしょう。

具体的には、配信内容の作成、データ分析、シナリオの見直し、個別問い合わせへの対応などに時間を要します。

ただし、運用が軌道に乗り自動化が進むと、必要な作業時間は徐々に減少していきます。

Lステップは解約できますか？解約時に費用は発生しますか？

Lステップは解約可能です。

フリープランはいつでも自由に解約できます。

有料プラン(スタートプラン、スタンダードプラン、プロプラン)は、無料期間内であれば自由に解約できますが、初回課金後は最低利用期間として3ヶ月間(3回の課金後)は解約できない規定があります(最新の規約をご確認ください)。

無料期間終了後は最低3ヶ月分の料金が発生します。

解約時の違約金や解約手数料は発生しませんが、課金日の3営業日前までに解約手続きを完了する必要があります。

まとめ

Lステップは、LINE公式アカウントを活用したマーケティングを効率化できる強力なツールですが、同時にいくつかの重要なデメリットも存在します。

主なデメリットとして、以下の7つを挙げました。

しかし、これらのデメリットは適切な対策を講じることで軽減できます。

セグメント配信の活用やプラン変更による配信コストの最適化、公式マニュアルや動画講座を活用した学習コストの削減、段階的な構築アプローチによるスムーズな立ち上げ、質の高い友だち獲得と丁寧な個別対応などが効果的です。

Lステップが特に効果を発揮するのは、顧客との継続的なコミュニケーションが重要なビジネス、既にある程度の友だち数を獲得している企業、データ分析に基づいてマーケティングを改善したい企業です。

一方、運用コストを最小限に抑えたい企業、友だち数が極端に少ない企業、運用を担当できる人材がいない企業には向いていない場合があります。

導入を検討する際は、チェックリストを活用して自社の状況を客観的に評価し、無料トライアルや無料個別相談を通じて実際の使い勝手を確認することが重要です。

デメリットを正しく理解した上で、自社にとって本当に必要なツールかどうかを慎重に判断しましょう。

Lステップは決して万能なツールではありませんが、適切に活用すれば大きな成果をもたらす可能性を秘めています。

この記事で紹介したデメリットと対策を参考に、賢明な導入判断を行ってください。