法律事務所を運営していて「新しい相談依頼がなかなか来ない」「ホームページを作ったのに問い合わせが増えない」という悩みはありませんか。
実は今、法律サービスを探している人のほとんどが、インターネットで検索して弁護士を探しています。
どのようにして弁護士を選ぶかというと、検索結果の上の方に出てくる事務所から順番に見ていく、という方法です。
つまり、Googleなどの検索結果で上位に表示されるかどうかが、新しい依頼につながるかどうかの分かれ目になっているのです。
海外の調査では、法律上の助言を求める人の多くがインターネットで検索を行い、検索結果の1ページ目に表示される事務所に集中してアクセスする傾向が報告されています。
この記事では、検索結果で上位に表示されるための「弁護士のSEO対策」について、基礎から実践まで分かりやすく説明します。
SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、広告にお金を払わなくても検索結果の上位を目指せる方法です。
- 相談者が使う検索語でコンテンツを作成(「離婚 慰謝料 相場」等)
- 専門知識を記事発信しE-E-A-Tを高める(解説記事、FAQ、解決事例の定期更新)
- 信頼性の高いサイトからバックリンク獲得(弁護士会、法律専門サイト等)
- サイト構造の最適化(メタディスクリプション、モバイル対応、SSL化)
- 地域名×専門分野でローカルSEO対策実施(「横浜市 相続問題」等)
- Googleビジネスプロフィールに登録し運用(口コミ対応、写真掲載、定期投稿の実施)
弁護士事務所が行うSEOの良いところは、一度きちんと作り込めば、長い期間にわたって効果が続くことです。
検索連動型広告の場合、お金を払うのをやめればすぐに効果がなくなってしまいます。
しかしSEOなら、継続的に広告費を払い続ける必要がありません。
積極的に法律サービスを探している人と、自然な形でつながることができます。
ただし、効果が出るまでには一般的に数ヶ月から半年程度かかることが多い点は理解しておく必要があります。
この記事を読み終わる頃には、あなたの法律事務所で何をすればよいかが明確になっているはずです。
まずは基本的なことから始めて、少しずつ取り組みを広げていきましょう。
- 弁護士が出来るSEOとは何か、なぜ必要なのか
- 法律事務所がまずやるべき3つのこと
- 今日から始められる具体的な方法
- やってはいけない失敗例
弁護士のSEO対策とは?依頼者の多くがネット検索で探す時代
弁護士のSEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、あなたの法律事務所のホームページが上の方に表示されるようにする取り組みのことです。
SEOは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」という英語の略で、お金を払って広告を出すのではなく、検索結果で自然に上位に表示される方法です。
今は、弁護士を探す人の多くがスマホやパソコンで検索します。
海外の調査では、法律上の助言を求める人の大半がインターネットで情報収集を行っていることが報告されています。
日本でも同様に、「弁護士 離婚」「相続 法律相談」といった言葉で検索する人が毎日たくさんいます。
SEOに取り組む一番のメリットは、検索結果の上位に表示されることで、実際に法律サービスを必要としている人と出会える点です。
広告と違って、一度しっかり対策すれば長く効果が続く可能性があります。
特に弁護士を探している人は、具体的な法律問題を抱えていて、すぐにでも相談したいと思っていることが多いです。
だからこそ、ちょうど良いタイミングで検索結果に出てくることが、相談依頼につながります。
ただし、弁護士業界ならではの難しさもあります。
法律サービスは料金も高く、人生を左右する大きな決断を伴うため、利用者は慎重に情報を集めます。
いくつものホームページを見比べたり、口コミを確認したり、その事務所の実績や得意分野を細かく調べたりします。
このような行動の特徴を理解して、信頼できる情報を提供することが、SEOを成功させる鍵になります。
これから、検索結果で上位に出る仕組み、弁護士業界の特徴、そして長期的な集客効果について、順番に詳しく説明していきます。
検索結果の上位に表示されると相談依頼が増える仕組み
検索エンジンでホームページが上位に表示される仕組みを知ることは、SEOの基本です。
Googleは「クローラー」という自動プログラムを使って、インターネット上のホームページを見て回り、内容を評価しています。
Googleが公開している説明によると、検索エンジンは「検索した人にとって役に立つ、関係のある情報を載せているサイト」を高く評価します。
具体的には、検索した人が知りたいことにきちんと答えているか、専門家として信頼できる情報かどうか、ホームページが使いやすく作られているか、といった点を見ています。
検索順位が集客に与える影響
| 検索結果の位置 | 利用者の行動 |
|---|---|
| 上位3位以内 | 約7割のクリックが集中 |
| 1ページ目(4〜10位) | クリック率が低下 |
| 2ページ目以降 | クリック率が大幅に低下 |
マーケティング会社First Page Sageの調査によると、検索結果の トップ3に約7割のクリックが集中し、 4〜10位ではクリック率が大きく低下 、2ページ目以降はさらに少なくなることが報告されています。
つまり、検索結果の1ページ目、特に上位に表示されることが、新しい相談を獲得することに直接つながると考えられます。
また、Googleの統計によると、スマートフォンで地域に関する検索をした人の76%が24時間以内に実店舗を訪問し、そのうち28%が購入に至るという結果が出ています。
法律サービスの場合も、検索してから相談するまでの期間が短いことが多いため、適切なタイミングで検索結果に表示されることが重要です。
弁護士業界では専門分野ごとの対策が効果的
弁護士業界のSEOには、他の業種とは違う特徴があります。
一番大きな違いは、法律サービスを探している人が抱えている問題が、一人ひとり違っていて、とても具体的だということです。
たとえば、交通事故にあった人は「交通事故 弁護士 後遺障害」のような、自分の状況に合った具体的な言葉で検索します。
離婚を考えている人なら「離婚 慰謝料 相場」「親権 弁護士」といった言葉を使います。
そのため、弁護士事務所は、自分たちが扱っている専門分野ごとに、それぞれ違う対策をする必要があります。
専門分野別の検索キーワード例
| 専門分野 | よく検索される言葉の例 |
|---|---|
| 交通事故 | 交通事故 弁護士 後遺障害、示談交渉 相談 |
| 離婚問題 | 離婚 慰謝料 相場、親権 弁護士、財産分与 |
| 相続問題 | 遺産相続 手続き、遺言書 作成、相続放棄 |
| 労働問題 | 不当解雇 相談、残業代 請求、パワハラ 弁護士 |
| 債務整理 | 自己破産 費用、任意整理 弁護士、過払い金 |
また、法律サービスは料金が高く、人生に大きく関わる決断になるため、利用者は慎重に情報を集めます。
複数のホームページを見比べて、インターネット上の口コミを確認して、その事務所の実績や得意分野をじっくり調べます。
海外の調査では、弁護士を探す人の約83%が最初のステップとしてオンラインレビューを確認すると報告されています。
また、消費者の96%がオンラインレビューで地域のビジネスの良し悪しを判断するというデータもあります。
あなたのビジネスにレビューを書くことに前向きな消費者は96%に上ります。
引用:BrightLocal Local Consumer Review Survey 2025
このような探し方の特徴を考えると、弁護士事務所のSEO対策では、専門分野について詳しく説明することと、信頼できる情報をしっかり載せることが大切になります。
広告費をかけずに長期的な集客ができる
SEOの大きな魅力は、継続的に広告費を払い続ける必要がないことです。
検索連動型広告(リスティング広告)の場合、広告の掲載をやめれば、その瞬間から集客効果もなくなってしまいます。
一方、SEO対策で築いた検索順位は、きちんと維持していけば、長い期間にわたって効果を発揮し続ける可能性があります。
SEOと広告の比較
| 項目 | SEO対策 | リスティング広告 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 時間と労力が必要 | 比較的少ない |
| 継続費用 | メンテナンスのみ | 掲載期間中ずっと必要 |
| 効果が出るまで | 数ヶ月から半年程度 | 即日〜数日 |
| 効果の持続性 | 長期的に継続 | 費用停止で即終了 |
| クリック率 | 比較的高い | 広告枠は低めの傾向 |
Googleの公式ガイドには、SEOとは「検索エンジンにあなたのサイトを理解してもらいやすくする取り組み」と説明されています。
つまり、ホームページの質を高めて、検索エンジンと利用者の両方にとって価値あるものにすることが、SEOの本当の目的です。
費用対効果の面から見ても、SEOは魅力的な選択肢になります。
ただし、SEOの効果が出るまでには、ある程度の時間が必要です。
新しくホームページを公開したり、大きく改善したりした場合、検索結果での順位が上がったと実感できるまでに、数ヶ月から半年くらいかかるのが一般的です。
この期間は、競合の状況やサイトの状態によって変わります。
弁護士事務所が優先すべき3つのSEO対策
弁護士事務所のSEO対策にはいろいろな方法がありますが、特に効果が期待できる3つの方法を紹介します。
これらは専門的な知識がなくても、少しずつ取り組むことができます。
SEO対策と聞くと、難しくて複雑そうに感じるかもしれませんが、基本的な考え方はシンプルです。
それは「検索している人が知りたいことを、分かりやすく、信頼できる形で伝える」ということです。
Googleなどの検索エンジンは、利用者にとって最も役立つ内容を上位に表示しようとします。
そのため、利用者の立場に立った内容作りが、結果的に検索順位を上げることにつながります。
弁護士事務所が優先すべき3つの施策
| 施策 | 目的 | 期待される効果 |
|---|---|---|
| ① キーワード戦略 | 相談者が使う言葉を理解する | 検索意図に合った集客 |
| ② コンテンツマーケティング | 専門知識を記事で発信する | 信頼性と専門性の向上 |
| ③ バックリンク獲得 | 他サイトから紹介される | サイト全体の権威性向上 |
弁護士事務所が優先してやるべきことは、①キーワード戦略、②コンテンツマーケティング、③バックリンク獲得の3つです。
キーワード戦略では、相談を考えている人が実際に検索で使う言葉を理解して、それに合わせた内容を作ります。
コンテンツマーケティングでは、専門知識を活かした質の高い記事を発信することで、検索エンジンと利用者の両方から信頼されます。
バックリンク獲得では、他の信頼できるサイトから紹介されることで、事務所の信頼度を高めます。
この3つの方法は、お互いに関係し合っていて、バランスよく実行することで最大の効果が期待できます。
たとえば、質の高い内容を作れば、自然と他のサイトから引用・紹介される機会が増えて、バックリンクの獲得につながります。
また、適切なキーワードを使って内容を作れば、検索している人のニーズにしっかり応えることができて、ホームページへの訪問者が増えます。
それでは、それぞれの方法について具体的に説明していきます。
相談者が実際に検索する言葉でコンテンツを作る
SEO対策の最初のステップは、相談を考えている人が実際に使っている検索の言葉を理解することです。
キーワードとは、検索エンジンに入力される言葉やフレーズのことです。
たとえば「法律事務所 近く」「遺産相続 手続き」「労働問題 相談」などがあります。
効果的なキーワードを選ぶときは、次のようなことを考えます。
- 専門分野に関連する言葉 :あなたの事務所が得意としている分野(交通事故、離婚、相続など)に関する言葉
- 地域名を含む言葉 :「渋谷 弁護士」「大阪 交通事故」など、地域を入れた検索は実際にサービスを利用したい人とつながりやすい
- 検索意図を理解した言葉 :情報収集段階か、具体的な依頼を検討しているかで使う言葉が違う
まず、あなたの事務所が得意としている分野に関係する言葉です。
次に、地域の名前を含む言葉です。
「渋谷 弁護士」「大阪 交通事故」のような地域を入れた検索は、実際にサービスを利用したいと考えている人とつながりやすい傾向があります。
さらに大切なのは、検索している人が何を知りたいのか(検索意図)を理解することです。
検索意図による言葉の違い
| 検索段階 | キーワード例 | 利用者の状態 |
|---|---|---|
| 情報収集段階 | 離婚 手続き 流れ、相続 必要書類 | まだ依頼を決めていない |
| 検討段階 | 離婚 弁護士 費用、交通事故 示談金 相場 | 具体的に検討している |
| 依頼直前段階 | 離婚 弁護士 ○○市、交通事故 弁護士 相談 | すぐにでも依頼したい |
同じ「離婚」という言葉でも、「離婚 手続き 流れ」と検索する人は情報を集めている段階で、「離婚 弁護士 費用」と検索する人は具体的にサービスの利用を検討している可能性が高いと考えられます。
Googleの公式ガイドでは、コンテンツ(ホームページの内容)は検索している人が知りたいことに答えていて、役に立つ情報であるべきだと書かれています。
単にキーワードをたくさん使うのではなく、検索している人が本当に知りたい情報を丁寧に説明することが大切です。
解決事例や専門知識を記事で発信して信頼を得る
弁護士事務所のホームページでは、内容の質と量が検索順位に大きく影響します。
ここで言う内容とは、ブログ記事、法律に関する解説ページ、よくある質問、事例の紹介などのことです。
質の高い内容とは、読んでいる人の疑問に答えて、実際に役立つ情報を提供するものです。
たとえば「交通事故の示談交渉で気をつけること」「遺言書の種類と違い」といったテーマで、専門家としての知識を分かりやすく説明する記事がこれにあたります。
- 法律解説記事 :専門用語を分かりやすく説明した記事
- 事例紹介 :守秘義務に配慮した一般化された解決事例
- よくある質問(FAQ) :相談者が疑問に思うことへの回答
- 手続きガイド :法律手続きの流れを段階的に説明
- 法改正情報 :最新の法改正とその影響の解説
263の組織を対象にした調査によると、価値あるコンテンツを通じて顧客との関係を作る手法(コンテンツマーケティング)の効果は、明確な戦略と読者のニーズに合った内容を作ることで高まるとされています。
また、読者が欲しい情報を提供することと、ジャーナリズムの品質基準を満たす内容が、マーケティング効果を高めることが示されています。
Googleが評価する4つの要素(E‑E‑A‑T)
| 要素 | 意味 | 具体的な対策 |
|---|---|---|
| 経験(Experience) | 実務経験・実例 | 解決事例の紹介、実務に基づく解説 |
| 専門性(Expertise) | その分野の専門知識 | 弁護士資格の明示、専門分野の詳細説明 |
| 権威性(Authoritativeness) | 業界での認知度 | 実績の掲載、メディア出演歴の紹介 |
| 信頼性(Trustworthiness) | 情報の正確さ | 引用元の明示、最新情報への更新 |
内容を作るときに特に大切なのは、経験、専門性、権威性、信頼性です。
これらはGoogleが重視する評価の基準で、特に法律や医療のような専門性の高い分野では厳しく評価されます。
具体的には、書いた人の経歴や資格を明示する、引用元や参考文献を書く、最新の法改正の情報を反映させる、といった取り組みが信頼性を高めることにつながります。
他のサイトから紹介されることで検索順位が上がる
バックリンク(被リンク)とは、他のホームページからあなたの事務所のサイトへ設置されるリンクのことです。
Googleはバックリンクを「他の人からの推薦」として評価して、検索順位を決める重要な要素の一つにしています。
ただし、すべてのバックリンクが同じように価値があるわけではありません。
質の高いバックリンクとは、関係が深くて信頼できるサイトからのリンクを指します。
- 法律関連の専門サイト :弁護士会、法律情報サイト、法律系メディア
- 地域の公共機関 :商工会議所、地方自治体のサイト
- 教育・研究機関 :大学の法学部、研究機関
- 業界団体 :各種協会、専門団体
- 地域メディア :地方新聞社、地域情報サイト
たとえば、法律に関する専門サイト、地域の商工会議所のホームページ、大学や研究機関からのリンクなどです。
教育機関(.edu)や政府機関(.gov)のサイトは登録要件が厳しいため信頼性の高いものが多い傾向にあります。
ただし、Googleはドメインの種類で自動的に評価を変えるわけではなく、リンク元のサイト自体の質や関連性を重視します。
リンクが.govドメインからのものなのか、.eduドメインからのものなのかは、実際には重要ではありません。
引用:Search Engine Journal Are .edu Links A Google Search Ranking Factor?
- 価値あるコンテンツの作成 :他のサイトが引用したくなる専門的な解説記事や調査レポートを公開する
- メディアへの協力 :地域のメディアに法律の専門家として取材協力する
- 業界団体への参加 :弁護士会や業界団体への所属情報を掲載する
- 地域ディレクトリへの登録 :地域のビジネスディレクトリに事務所情報を登録する
- セミナー・講演活動 :法律セミナーの講師として活動し、主催者サイトから紹介される
弁護士事務所がバックリンクを獲得する方法としては、次のようなやり方が考えられます。
専門的な解説記事や調査レポートを公開して、他のサイトから参照されやすい内容を作ることです。
地域のメディアに法律の専門家として協力することで、ニュースサイトからリンクを得ることも有効です。
また、業界団体や弁護士会への所属情報、地域のビジネスディレクトリへの登録なども、適切なバックリンク獲得の機会になります。
ただし、Googleのルールに違反するような不自然なリンク獲得(リンクを買ったり、過度に相互リンクしたり)は避けるべきです。
弁護士事務所が今日から始められるSEO対策の具体的な進め方
SEO対策と聞くと難しそうですが、基本的な方法は一つずつ実行できます。
ここでは、今日からすぐに始められる具体的な手順を紹介します。
SEO対策を始めるにあたって、完璧を目指す必要はありません。
むしろ、小さな改善を積み重ねていく方法が効果的です。
まずは自分でできる基本的なことから始めて、少しずつ範囲を広げていくことをお勧めします。
弁護士事務所におけるSEO対策の実践ステップ
| ステップ | 内容 | 所要時間の目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| ステップ1 | サイトの技術的最適化 | 1〜2週間 | 中 |
| ステップ2 | ローカルSEO対策 | 1〜2週間 | 低〜中 |
| ステップ3 | Googleビジネスプロフィール登録 | 1〜2日 | 低 |
これから紹介する3つの方法は、どれも費用をかけずに(または少ない費用で)実行できるものです。
サイトの技術的な最適化では、検索エンジンがあなたのホームページを正しく理解できるように基盤を整えます。
ローカルSEOでは、地域に根ざした事務所の強みを活かして、近くにいる相談を考えている人とつながります。
Googleビジネスプロフィールの活用では、無料のツールを使って検索結果での見つけやすさを高めます。
これらの方法は、お互いに助け合います。
技術的にきちんと整えたサイトがあってこそ、ローカルSEOの効果が最大になります。
Googleビジネスプロフィールから事務所サイトへの訪問者が増えれば、サイト全体の評価も上がります。
一つひとつの方法を丁寧に実行することで、全体的なSEO効果が向上します。
それでは、それぞれの方法について、具体的な手順と気をつけることを説明していきます。
専門用語はできるだけ使わず、実際にどんな作業をするのかイメージしやすいように説明しますので、ぜひ参考にしてください。
サイトの構造を整えて検索エンジンに見つけてもらいやすくする
検索エンジンがあなたのホームページを正しく理解して評価するには、サイトの技術的な部分を整える必要があります。
これを「テクニカルSEO」と呼びます。
- タイトルタグの設定 :各ページに固有の分かりやすいタイトルをつける
- メタディスクリプションの設定 :ページ内容の要約を簡潔に書く
- サイト構造の整理 :トップページから各ページへ論理的にリンクを配置
- モバイル対応 :スマホで見やすく操作しやすいデザインにする
- 表示速度の改善 :画像サイズの最適化などで読み込みを速くする
- SSL化(https化) :セキュリティ対策として強く推奨(検索順位にも影響)
まず大切なのは、各ページに適切なタイトルとページの説明(メタディスクリプション)を設定することです。
タイトルは検索結果に表示される見出しで、そのページの内容を短く表します。
タイトルタグの良い例と悪い例
| 良い例 | 悪い例 |
|---|---|
| 交通事故の慰謝料相談|○○法律事務所(東京都渋谷区) | ○○法律事務所 |
| 離婚問題の無料相談|親権・財産分与|○○法律事務所 | サービス案内 |
| 遺産相続手続きのご案内|横浜市の○○法律事務所 | トップページ |
たとえば「交通事故の慰謝料相談|○○法律事務所(東京都渋谷区)」のような形です。
Googleの公式ガイドによると、タイトルは各ページの内容を正確に説明していて、ページごとに違うものにすべきとされています。
また、ページの説明(メタディスクリプション)はページの要約として機能して、検索結果で利用者がクリックするかどうかの判断材料になります。
Googleは長さの上限を設けていませんが、表示される文字数は端末や画面幅によって自動調整されます。
次に、サイトの構造を分かりやすく整理することです。
トップページから主要なサービスのページへ、そして詳しい情報のページへと、階段のようにリンクを配置します。
これによって、検索エンジンのプログラムがサイト全体を効率よく見て回れるようになります。
スマホ対応も必須です。
近年はスマートフォンからの検索が大幅に増加しており、法律分野でもモバイル利用者が増加傾向にあります。
Googleはスマホでの見やすさや使いやすさを重視して評価を行います。
広告によってモバイルページのランキングが下がらないようにしましょう。 モバイルデバイスに広告を表示する際は、 Better Ads Standard(より良い広告基準)に従ってください 。
引用:Google Search Central Mobile-first Indexing Best Practices
サイトの表示速度も大切な要素です。
ページの表示が遅いと、訪問者は別のサイトへ移動してしまう可能性が高まります。
GoogleのPageSpeed Insightsなどのツールを使って、サイトの速度を測って改善点を確認することができます。
GoogleはHTTPSをランキングシグナルとして扱うとも公表しており、セキュリティ対策も重要です。
地域名と専門分野を組み合わせて地元の依頼者を獲得する
弁護士事務所にとって、地域に特化したSEO対策(ローカルSEO)は特に大切です。
なぜなら、法律サービスの多くは地域に密着したもので、利用者は自分が通いやすい範囲で事務所を探す傾向があるためです。
Googleの統計によると、スマホで地域に関する検索をしたユーザーの76%が24時間以内に行動を起こし、28%が実際の利用につながるとされています。
法律事務所の場合は、電話での問い合わせや相談予約といった形で反応が現れることが多いです。
- 地域名×専門分野のキーワード最適化
- 「横浜市 相続問題」「名古屋 債務整理」など
- サイト内の各ページに対応地域を明記
- 地域特有の情報の掲載
- 管轄している裁判所の情報
- 地域の法律相談窓口
- アクセス方法の詳細説明
- NAP情報の一貫性確保
- Name(事務所名)、Address(住所)、Phone(電話番号)を統一した書き方で複数箇所に掲載
- 地域コミュニティとの関わりの発信
- 地域イベントへの参加報告
- 地元メディアでの活動紹介
- 地域団体との協力関係
ローカルSEOの基本は、地域の名前と専門分野を組み合わせた言葉で内容を最適化することです。
たとえば「横浜市 相続問題」「名古屋 債務整理」といった言葉です。
ホームページの各ページに、対応している地域を書いて、その地域ならではの情報(管轄している裁判所、地域の法律相談窓口など)を含めることで、地域との関連性を高めることができます。
- 事務所名:○○法律事務所
- 住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-2-3 ○○ビル5階
- 電話番号:03-1234-5678
サイトの中には、事務所の場所、電話番号、営業時間といった基本情報を、同じ書き方で複数の場所に載せることが勧められています。
この情報の一貫性は、検索エンジンがあなたの事務所の信頼性を評価するときの要素になります。
また、地域コミュニティとの関わりを示す内容も効果的です。
地域のイベントへの参加、地元のメディアでの法律相談コーナーの担当、地域団体との協力関係などを紹介することで、地域に根ざした事務所としての認知度を高めることができます。
Googleマップに事務所情報を登録して検索結果に表示させる
Googleビジネスプロフィール(以前は「Googleマイビジネス」と呼ばれていました)は、地域に特化したSEOで最も大切なツールの一つです。
これは無料で使えて、Google検索やGoogleマップで事務所の情報を表示させることができます。
Googleビジネスプロフィールに登録すると、検索結果ページに事務所の基本情報、営業時間、写真、口コミなどが表示される「ローカルパック」に載る可能性が高まります。
ローカルパックとは、検索結果ページの上の方に出てくる地図と事業者情報のセットで、とても目立ちます。
Googleビジネスプロフィールの重要性
| 指標 | データ |
|---|---|
| ローカル検索でのクリック率 | 4割前後がマップパックをクリック |
| Googleマップの利用率 | 地域ビジネス検索で広く利用されている |
| 情報完全性の効果 | 完全な情報ほどクリック率が高い傾向 |
SEO専門メディアBacklinkoのユーザー行動調査では、地域に関係する検索の4割前後がGoogleマップパック(地図と事業者情報のセット)をクリックすることが示されています。
- 基本情報の記入 :事務所名、住所、電話番号、営業時間、ウェブサイトURL
- カテゴリーの設定 :主カテゴリー「弁護士事務所」、副カテゴリー「離婚弁護士」など
- 写真のアップロード :外観、内観、スタッフ写真など(最低5枚以上推奨)
- サービス内容の説明 :各取扱分野の簡潔な説明文
- 営業時間の設定 :通常営業時間と特別営業時間(休日など)
- 投稿機能の活用 :新着情報、ブログ更新、法改正解説などの定期発信
- 口コミへの返信 :肯定的・否定的問わず丁寧に対応
Googleビジネスプロフィールを効果的に使うポイントは次の通りです。
まず、すべての情報欄を正確に、詳しく記入することです。
事務所の写真、内側や外側の画像を何枚かアップロードすることで、訪問者に事務所の雰囲気を伝えることができます。
営業時間は正確に設定して、休みの日や特別な営業時間がある場合は、その都度更新します。
カテゴリーは「弁護士事務所」を主なカテゴリーとして、取り扱い分野(「離婚弁護士」「刑事事件弁護士」など)を追加のカテゴリーとして登録できます。
サービス内容の詳しい説明を追加することも大切です。
各取り扱い分野について、短い説明文を書くことで、検索している人が事務所の得意分野を理解しやすくなります。
また、定期的に投稿機能を使って、新しい情報やブログ記事の更新、法改正に関する解説などを発信することで、プロフィールを新鮮に保つことができます。
インターネット上の口コミの管理も大切です。
ローカルSEOツールを提供するBrightLocalの調査では、消費者の83%がGoogleで地域のビジネスの口コミを確認するとされています。
良い口コミは事務所の信頼性を高めて、検索順位にも良い影響を与える可能性があります。
口コミには丁寧に返信して、否定的な口コミにも建設的に対応することが勧められます。
弁護士のSEO対策でやってはいけない3つの失敗パターン
SEO対策には効果的な方法がある一方で、避けるべきこともあります。
特に法律事務所の場合、業界特有のルールにも注意が必要です。
SEOでの失敗の多くは、早く結果を出したいあまり、適切でない方法に手を出してしまうことから起きます。
検索エンジンの仕組みは年々精密になっていて、不自然な最適化やルール違反はすぐに見つかるようになっています。
また、弁護士という仕事の性質上、法律を守ることと、倫理的な広告活動が求められます。
SEOで避けるべき3つの失敗
| 失敗パターン | リスク | 正しいアプローチ |
|---|---|---|
| ① 過度な宣伝表現 | 広告規制違反、信頼性低下 | 客観的事実に基づく情報提供 |
| ② 焦った短期施策 | Googleペナルティ、順位下落 | 長期視点での継続的改善 |
| ③ 不自然なリンク獲得 | 検索結果からの除外 | 自然な形でのバックリンク構築 |
ここで紹介する3つの失敗パターンは、どれも短期的には効果があるように見えても、長期的には事務所の評判や検索順位に悪い影響を与える可能性があります。
過度な宣伝表現は弁護士の広告に関するルールに違反するリスクがあり、焦って適切でない方法を使えばGoogleからペナルティ(罰則)を受けるおそれがあります。
SEO対策で一番大切なのは、検索エンジンではなく利用者(相談を考えている人)を第一に考えることです。
利用者にとって役に立つ、信頼できる情報を提供し続けることが、結果的に検索エンジンからも高く評価される道です。
それでは、具体的な失敗パターンとその避け方について説明します。
これらの注意点を理解することで、リスクを避けながら効果的なSEO対策を進めることができます。
過度な宣伝表現は信頼を失い広告規制にも抵触する
弁護士の広告には、弁護士法や日本弁護士連合会が決めた広告に関するルールが適用されます。
これらのルールは、依頼者の利益を守り、弁護士の品位を保つために設けられています。
ホームページやSEO対策でも、これらのルールを守る必要があります。
- 誇大な表現 :「最高の弁護士」「必ず勝訴」「業界ナンバーワン」
- 比較表現(根拠なし) :「最安」「圧倒的」「地域No.1」
- 断定的な表現 :「絶対に解決します」「100%勝てます」
- 依頼者の守秘義務違反 :依頼者が特定できる詳細な事例紹介
具体的には、「最高の弁護士」「必ず勝訴」「業界ナンバーワン」といった大げさな表現や、根拠のない優れているという主張は避けるべきです。
ただし、どのような表現が問題になるかは個別のケースによって判断が異なるため、不安がある場合は所属する弁護士会に事前に確認することをお勧めします。
日本の景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)でも、事実に基づかない優良誤認表示や有利誤認表示は禁止されています。
「最安」「圧倒的」といった最上級の表現を使う場合は、それを証明できる根拠を保管しておく必要があります。
また、実際の事例を紹介するときにも気をつけることがあります。
守秘義務の観点から、依頼者が誰か分かるような詳しい情報は載せられません。
事例は一般化・抽象化して紹介するか、依頼者の明確な同意を得た上で慎重に判断する必要があります。
- 客観的な事実に基づく情報提供
- 専門知識を活かした実用的なアドバイス
- 引用元や参考文献の明示
- 執筆者の資格や経歴の明確な表示
- 最新の法改正情報の反映
SEO対策の観点からも、あまりに宣伝的な内容は逆効果になる可能性があります。
Googleは「経験、専門性、権威性、信頼性」を重視していて、大げさな表現や根拠のない主張は、質の低い内容と判断されるおそれがあります。
信頼性を高めるには、客観的な事実に基づく情報提供、専門知識を活かした実用的なアドバイス、引用元や参考文献を明示する、といった誠実なやり方が有効です。
効果が出るまで半年以上かかるので焦らず改善を続ける
SEO対策で一番大切な心構えの一つは、長期的な視点を持つことです。
新しいホームページや大きく改善したサイトが検索結果で上位に表示されるまでには、普通は数ヶ月から半年以上かかる場合があります。
SEO効果が出るまでの期間と理由
| 期間の目安 | 何が起きているか |
|---|---|
| 1〜2週間 | Googleのクローラーがサイトを発見・巡回開始 |
| 1〜2ヶ月 | ページのインデックス(登録)が進む |
| 3〜4ヶ月 | 内容の評価が始まり、順位が変動し始める |
| 6ヶ月以降 | 順位が安定し始める(競合度により変動) |
この期間が必要な理由はいくつかあります。
- クローラーの巡回に時間が必要 :Googleのプログラムがサイトを見つけて、すべてのページを見て回るのに時間がかかる
- インデックス登録の処理 :見つけたページを検索の対象として登録する処理に時間が必要
- コンテンツの評価期間 :内容の質や関連性を評価するアルゴリズムが動くまでに期間が必要
- 競合との比較 :他の事務所のサイトと比較して順位を決めるのに時間がかかる
まず、Googleのプログラム(クローラー)がサイトを見つけて、すべてのページを見て回って、検索の対象として登録するまでに時間がかかります。
次に、内容の質や関連性を評価して、検索順位を決める仕組みが動くまでにも期間が必要です。
さらに、競合する他の事務所も同じようにSEO対策をしているため、特定の言葉で上位に表示されるには、競合するサイトを上回る質の内容と最適化が必要になります。
弁護士業界は特に競争が激しい分野の一つで、主要な検索ワードでは多くの事務所が上位表示を目指しています。
Googleの担当者も、ホームページの再評価には数日から数ヶ月かかると説明しています。
- 定期的に新しい内容(記事)を追加する
- 今ある内容を最新の情報に更新する
- 利用者の行動データを分析して改善点を見つける
- Google Search Consoleで検索パフォーマンスを確認する
- 検索キーワードとクリック率をモニタリングする
この待つ期間中も、SEO対策をやめずに続けて改善していくことが大切です。
具体的には、定期的に新しい内容を追加する、今ある内容を最新の情報に更新する、利用者の行動データ(どのページが見られているか、どこで離れてしまうかなど)を分析して改善点を見つける、といった活動です。
Google Search Consoleやアクセス解析ツールを使って、サイトの状況を定期的に確認することも大切です。
どんな言葉で検索結果に出ているか、クリックされる割合はどのくらいか、といったデータを把握することで、効果的な改善策を考えることができます。
焦って適切でない方法(キーワードを使いすぎる、不自然にリンクを買うなど)に走ることは避けるべきです。
Googleはこうした操作的な方法を見つけて、ペナルティ(罰則)を科す可能性があります。
ペナルティを受けると、検索順位が大きく下がったり、最悪の場合は検索結果から消されたりすることがあります。
よくある質問(FAQ)
- SEOは自分で実施できますか、それとも専門業者に依頼すべきですか?
-
基本的なSEO対策(適切なタイトル設定、質の高い内容作成、Googleビジネスプロフィールの登録など)は、自分で実施することができます。
ただし、技術的な最適化や競争の激しいキーワードで上位を目指す場合は、SEO専門業者のサポートを検討する価値があるでしょう。
- どのくらいの期間で効果が現れますか?
-
一般的に、SEO対策の効果が出るまでには3〜6ヶ月程度の期間が必要とされています。
ただし、サイトの現状、競合の状況、実施する方法の質と量によって変わります。
長期的な視点で続けて取り組むことが大切です。
- 広告とSEO、どちらに力を入れるべきですか?
-
両方は目的が違います。
リスティング広告は即効性があり、短期的な集客に向いています。
一方、SEOは効果が出るまで時間がかかりますが、長期的には安定した集客を実現できる可能性があります。
予算と目標に応じて、両方を組み合わせる戦略も有効です。
- 弁護士会の規制に違反しないか心配です
-
ホームページの内容は弁護士の広告規制の対象になります。
大げさな表現や嘘の情報、依頼者の守秘義務に反する情報の掲載は避けるべきです。
不安な場合は、所属している弁護士会に相談するか、弁護士広告に詳しい専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。
- 地方の小規模事務所でもSEO対策は有効ですか?
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むしろ地方や小規模の事務所ほど、地域に特化したSEO(ローカルSEO)の効果が期待できます。
地域名を含むキーワード(例:「○○市 弁護士」)は、大手事務所よりも地域密着型の事務所が上位に表示されやすい傾向があります。
Googleビジネスプロフィールを充実させて、地域に特化した内容作成に力を入れることをお勧めします。
まとめ
SEOは、検索エンジンで上位に表示されることで、積極的に法律サービスを探している見込み依頼者と接点を持つための大切な方法です。
今は依頼者の大多数がインターネット検索を使って弁護士を探していて、検索結果での見つけやすさが新しい相談獲得に直接つながります。
弁護士事務所のSEO対策の3つの柱
| 施策 | 内容 | 期待される効果 |
|---|---|---|
| キーワード戦略 | 相談者が使う言葉でコンテンツ作成 | 検索意図に合った集客 |
| コンテンツマーケティング | 専門知識を記事で発信 | 信頼性と専門性の向上 |
| バックリンク獲得 | 他サイトから紹介される | サイト全体の権威性向上 |
効果的なSEO対策には、相談者が実際に使っている検索ワードでの内容作成、専門知識を活かした質の高い記事の発信、信頼できるサイトからのバックリンク獲得という3つの柱があります。
また、サイトの技術的な最適化、地域名を使ったローカルSEO、Googleビジネスプロフィールの充実といった具体的な方法を、一つずつ実行することが大切です。
ただし、SEO対策には時間がかかることを理解して、過度な宣伝表現を避け、弁護士の広告規制を守りながら、長期的な視点で続けて改善していく姿勢が求められます。
- Googleビジネスプロフィールに登録 :事務所の基本情報を正確に入力する(所要時間:1〜2時間)
- 解説記事を1本作成 :得意分野について一般の方向けの解説記事を書く(所要時間:2〜3時間)
- タイトルタグを確認 :サイトの各ページに適切なタイトルが設定されているかチェックする(所要時間:30分〜1時間)
SEOはすぐには結果が出ませんが、正しい方向で続けて取り組むことで、広告費をかけずに安定した集客を実現できる可能性があります。
まずは基本的なことから始めて、少しずつ範囲を広げていくことをお勧めします。
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